2013年1月10日木曜日

ウェス・アンダーソンのキャリアはここから始まった。16mmショート・フィルムをご紹介。




ウェス・アンダーソンの16mmのモノクロフィルムの短編(約14分)が、
Youtubeにアップされているのでご紹介。


日本でも公開されている『アンソニーのハッピーモーテル』(Bottle Rocket)の前身です。














脚本は、ウェス・アンダーソンとオーウェン・ウィルソンによる共作です。
オーウェン・ウィルソンと共に弟のルーク・ウィルソンも出演しています。


見てみると、オーウェン・ウィルソンは、
今と演技変わらねーんじゃないかって気さえします(笑)


このショート・フィルムを見た、ジェームズ・L・ブルックス監督によって、
その才能を見出され、長編へと繋がったようです。


どのような方法で、ジェームズ・L・ブルックスまで辿り着いたかは、
しっかり調べてないので、アレなんですが、
どうやら1994年のサンダンス国際映画祭っぽいです。
で、実際の制作は、1992年だとかなんとか。。


まぁ、どちらにせよ。


1969年生まれのウェス・アンダーソンにとって、
そしてウィルソン兄弟にとって、
この作品がキャリアのキッカケであるのは間違いないでしょう。


ジェームズ・L・ブルックスは、
製作総指揮で、長編の方にクレジットされていますが、
役者を変えさせず、長編に臨ませたことに対して、懐の深さを感じさせます。
ウィルソン兄弟の才能も買っていたでしょう。



さて内容の方ですが、
ちょっとウッディ・アレンぽいと思ったのは僕だけでしょうか。
音楽のせいかもしれませんが(笑)


ただ英語があまり得意ではないんですが、
それでも、
オーウェン・ウィルソンが、毒づきまくってたのは分かりました(笑)


拳銃を打つシーンは最高でしたが、
ラストの黒で時間を飛ばしちゃうところは、
そこ飛ばしちゃうのかって感じだったんですが、、、
まぁ理解できてないだけかもしれません。。




今回、改めてこの初期の作品を見て思ったのは、
『アンソニーのハッピーモーテル』から、
『天才マックスの世界』への飛躍は、
とんでもないことなんじゃないかと思いました。



ウェス・アンダーソンの英語版ウィキペディアを見ると、
マーティン・スコセッシも当時から、それらの作品を高く評価していたようです。


wikipedia







後輩








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